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2018年11月24日(土)

障害者雇用見直しを

倉林氏 参考人の意見踏まえよ

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(写真)質問する倉林明子議員=22日、参院厚労委

 日本共産党の倉林明子議員は22日の参院厚生労働委員会で、中央省庁の障害者雇用率水増し問題について、衆参の参考人質疑(20、21両日)での障害者団体関係者の意見を踏まえ、徹底検証と障害者雇用の在り方の抜本的見直しを求めました。

 参考人からは、政府の検証委員会の報告に「長年にわたる法律違反がなぜ続いたのか全く解明されていない」「不十分」との声があがりました。倉林氏は、障害者も参加する検証委員会による再検証を強く求めました。

 そのうえで、水増しを受け今後約4000人の障害者を採用する政府方針のもと、障害者が受け入れられる職場環境なのか、どんな「合理的配慮」が必要なのかを調査するよう要求。「在職している障害者の状況も含めて、障害者の視点から総点検を丁寧にやるべきだ」と主張しました。

 倉林氏は、障害者雇用率を達成していなくても公的機関はペナルティーがないとして、「各省庁の本気度を高めるためにも(雇用率未達成の場合の)納付金制度などの創設が求められている」と訴えました。


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