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2018年11月23日(金)

県民投票の会 糸満市に協力要請

総務「準備は進める」

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設の埋め立て賛否を問う県民投票条例を直接請求した「『辺野古』県民投票の会」(元山仁士郎代表)は22日、県民投票事務への協力を保留している糸満市を訪れて金城秀総務部課長らと面談し、投票の事務に協力するよう求めました。

 元山代表ら会のメンバーは「条例制定で市町村長には投票事務を行う義務が生じると、総務省も見解を示している」とし、「沖縄県のことは県民が決める直接民主主義の機会を奪わないでほしい」と訴えました。

 金城課長は「投票の機会を奪わないでという訴えは(上原昭)市長に伝える」とし「市長が保留の段階であっても、事務方としては県民投票に向けた準備は進めている」と語りました。

 面談後、元山代表は「県民投票に関する県と市町村との説明会が28日にあり、市長判断はその後になるとの話だった。必要があれば、市長との対話の場を持ちたい」と語りました。


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