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2018年11月4日(日)

共闘で安倍政権の命運絶つ

神奈川・藤沢市 小池氏演説 満員の熱気

 来年の参院選と統一地方選での躍進をめざして、神奈川県湘南地区委員会は3日、日本共産党の小池晃書記局長を迎えて、藤沢市で演説会を開きました。会場は満員の熱気にあふれ、参加者は真剣に耳を傾けました。

 しいばかずゆき参院比例代表予定候補、あさか由香参院神奈川選挙区予定候補が訴え。沖縄県知事選で、米軍辺野古新基地建設反対の民意が明確に示されたにもかかわらず、工事を強行した安倍政権を批判。「安倍政権は、憲法を変えようとしている。絶対に阻止しないといけない」(しいば氏)、「沖縄と連帯して、米軍基地いらないの声を強く訴えたい」(あさか氏)と語りました。

 加藤なを子県議(藤沢市選挙区)、沼上とくみつ県議予定候補(茅ケ崎市選挙区)が統一地方選で勝利をめざす決意を表明。茅ケ崎市長選に立候補予定の鈴木たけし氏が来賓としてあいさつしました。

 小池氏は、安倍政権が進める辺野古新基地建設、うそと隠ぺい、差別の政治が行き詰まり、外交文書までねつ造したと批判。「自民党政治を終わらせて、新しい政治をつくらないといけない。それは野党が『本気の共闘』をするかどうかにかかっている。共闘すれば、安倍政権の命運を絶つことができる」と強調しました。

 憲法改悪について小池氏は、自民党の下村博文憲法改正推進本部長が同党改憲案を提示するために、「安倍色を払しょくして議論したい」と述べたことを示し、「これだけ改憲の旗を振っておいて今さら無理だ。安倍色を払しょくしたいのであれば、安倍首相が退陣するしかないのではないか」と批判。消費税増税について「安倍首相が『消費が落ち込まないように万全の体制をとる』と言うなら消費税を増税しないことだ。増税するなら富裕層や大企業にという声を広げていこう」と語りました。

 神奈川県の黒岩県政はリニアやカジノを推進する一方、住民の願いとかけ離れた冷たい県政だと指摘。前回の県議選で、日本共産党が6議席になったことで、飲食店での会合が止まり、工事の落札率が公表されるようになり、県議会が大きく変わったと強調。「対決構図は、冷たい黒岩県政を支える中心である自民・公明対日本共産党だ」と語り、来年の統一地方選で9議席にさせてほしいと訴え、大きな拍手に包まれました。


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