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2018年10月22日(月)

参院選で自公少数に

共産党 各地で演説会

北海道函館 田村副委員長

 日本共産党の田村智子副委員長・参院議員を迎えた党演説会(主催・党函館地区委員会)が21日、北海道函館市で開かれました。はたやま和也前衆院議員・参院北海道選挙区予定候補も訴えました。

 田村氏は、安倍政権だけが合意した、日米交渉を「物品貿易協定」(TAG)と呼んでごまかしているFTA(自由貿易協定)交渉について言及。「台風と地震で大打撃を受けた北海道の農林水産業に、輸入品との価格競争を強制することは決して許されません」と強調しました。

 「来年の参院選は、自民党と公明党を少数に追い込む選挙です。はたやまさんの議席は、安倍政権とたたかう論戦力として欠かせません。比例で紙智子さん、選挙区で、はたやまさんの最強コンビを誕生させましょう。統一地方選で躍進し、北海道の暮らしと経済を元気にする道を切り開きましょう」と呼びかけました。

 はたやま氏は、北海道地震の被災地に何度も足を運んで見聞きした被災者の切実な声を語り「生活再建支援金の拡充や防災・減災の街づくり、避難所の環境改善など、国会でやりたいことが山積みです。被災者にまで消費税増税を押しつける安倍政治をやめさせる先頭に立ちます」と力を込めました。

 本間かつみ道議予定候補と3人の函館市議選の予定候補者らが力強く決意を表明しました。

 函館市内の女性(73)は「どんな問題も政治の力は大事です。政治をちゃんとしていくよう変えなければいけない」と話していました。

水戸 笠井政策委員長

 日本共産党の笠井亮政策委員長は21日、水戸市内で開かれた党演説会で、11月30日告示(12月9日投票)の茨城県議選と来年の統一地方選挙、参院選での日本共産党の躍進を訴えました。

 2期目に挑戦する江尻かな県議(水戸市・城里町、定数6)は「この選挙区で、東海第2原発廃炉を求めている県議は私だけ。ふるさとの自然、県民の命が何よりも大事と声を上げる」と力説。議席をめざす千葉たつお(日立市、同4)、川崎あつ子(東海村、同1)両予定候補が「働く人々の声を県議会に届ける」(千葉氏)、「東海村から原発ゼロを発信する」(川崎氏)と決意表明しました。

 梅村さえこ参院比例予定候補、大内くみ子同茨城選挙区予定候補もそれぞれ、日本共産党の躍進を訴えました。

 笠井氏は、北朝鮮をめぐる平和の動き、「森友・加計疑惑」、原発再稼働など、内政・外交での安倍政権の破綻ぶりに言及。この中で、7割以上の県民が再稼働に反対する東海第2原発の問題にふれ「一番の安全対策は、再稼働せず廃炉にすること。この立場でぶれずに頑張る日本共産党の議員が県議会に必要です」と力を込めました。

 「今度の県議選は、全国に先駆けて安倍自公政権に審判を下せる選挙」と呼びかけた笠井氏に、参加者は大きな拍手で応えました。

 演説会後に妻とともに入党した男性(64)は「安倍政権はウソのかたまり。正しいことをぶれずに訴えている共産党こそ、今の世の中に必要です」と感想を語りました。


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