しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2018年10月17日(水)

沖縄県議会委 新基地問う県民投票条例案

自公修正案、趣旨ゆがめる

 沖縄県議会の米軍基地関係特別委員会で16日、同県名護市辺野古の米軍新基地建設の賛否を問う県民投票条例案(県提出)について、県政与野党がそれぞれ修正案を示しました。24日の同委で質疑、討論を経て採決を行う見通しです。

 新基地建設に反対する与党の案は、市民団体「『辺野古』県民投票の会」(元山仁士郎代表)の条例制定請求者の趣旨に沿う形で、条文を明確化するなど県民投票を実施する上での必要な修正を加えました。

 新基地を容認する自民、公明両党の野党案は、新基地建設のための辺野古埋め立てに対する「賛成」「反対」に、「やむを得ない」「どちらとも言えない」を加えた4択を設け、賛成か反対かの明確な県民の意思を示すという請求者の趣旨をゆがめました。

 与党である日本共産党の渡久地修県議団長は、4択を設けるなどした野党案について、「賛成か反対かをあいまいにするもので修正にあたらない。請求者の求めた趣旨に全く反する」と批判しました。


pageup