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2018年10月16日(火)

「オール沖縄」豊見城でも勝利

那覇・城間さんも必ず

 14日投開票だった沖縄県豊見城市長選で玉城デニー知事を支える「オール沖縄」の山川仁氏が初当選を果たし、多くの支援者が喜びにわきました。同時に目前に迫る県都・那覇市長選(21日投票)でのオール沖縄の城間みきこ市長再選を誓う決意にあふれました。

 14日午後10時すぎ、当選確実の情報が流れた瞬間、山川氏の選挙事務所は「わー!」などの大歓声や拍手、指笛で祝勝ムードに包まれました。山川氏はそれまでの緊張した表情がやわらぎ、デニー知事らとカチャーシー(沖縄の手踊り)で喜びを表現しました。

 デニー知事は記者団に、山川氏の当選について「本当に心の底からうれしい。『新時代沖縄』が皆さんの支持を得て、どんどん広がっていく手ごたえを確かに感じた」と強調。山川新市長と「公約実現に向けて一緒に力を合わせて心を込めて活動していきたい」と表明しました。

 「新しい豊見城をつくるうまんちゅの会」共同代表の大城郁男さん(71)は「市民不在の市政が続き、市政運営がよどんでいました。その市政をかえたい市民の願いが発揮されてうれしい。デニー知事を支えるという市民の気持ちが発揮された。市民の民意に感謝したい」と述べました。

 山川氏と同級生などの支援者も多くみられました。高校3年の時クラスメートで、人柄が優しくいつもにこやかなのは変わらないと述べる女性(44)=那覇市=は、「絶対に市長になると思っていました。豊見城市はもっと発展して人口が増えてほしい」と期待します。

 小・中・高と同級生だった糸満市在住の男性(44)は、「デニー知事とともに豊見城市を活気づけてほしい。給食費無償化の実現など市民の目線で頑張ってほしい」と話しました。

 選挙運動に力を注いだ男性(52)は「『オール沖縄』が勝利した流れを途絶えさせてはいけない。那覇市長選まで勝たないと勝利の気持ちになれない。できることは頑張りたい」と力を込めました。

 「今回勝てたのは翁長雄志さんの思いが大きな原動力になった」と語るのは、中道・保守の政策集団「新しい風にぬふぁぶし」の金城徹共同代表。「基地のない豊見城市で、翁長さんの思いを確認できたのは大きな意義があった。那覇市長選を目前に大きな流れがつくれた」と強調しました。

 喜びの歓声とともに自然と「次は那覇市長選だよ! 那覇市長選もだよー!」の声が響き渡りました。


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