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2018年10月11日(木)

中島岳志さんが語る“まっとうな保守”

野党は共産党の政策に呼応を

党名は矜恃のあらわれ

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(写真)「とことん共産党」に出演する(左から)小池、中島、朝岡の各氏

 日本共産党のインターネット番組「生放送! とことん共産党」は10日、政治学者の中島岳志・東京工業大学教授をゲストに迎え、小池晃書記局長と「なぜ『保守』論客が『とことん共産党』に?」をテーマに語り合いました。司会は、朝岡晶子さん。

 自公政権が親米・新自由主義へと傾斜する中、それに抵抗する「保守」と日本共産党の立ち位置が限りなく接近していると主張している中島氏。絶対平和という強い指標をもちながら、そこに近づくために軍縮などの具体的政策を一歩一歩進めようとする「保守」の考え方を説明して、憲法9条をめぐる日本共産党の姿勢を「保守の人間が考える理想像に近い」と評価。「軍隊のない社会を目指しながら、軍隊が存在するもとでは、それに縛りをかけて、いかに戦争をやらない状況を英知によって保っていくかが大事だ」と述べました。

 また、党名を変えない姿勢を貫く日本共産党の態度を「支持する」という中島氏。「共産党という党名でやってきて、戦争中、獄中で亡くなる人もたくさんいた。失敗もあった。そういうことも含めて『死者たちの英知』に縛られているという矜持(きょうじ)が(党名を貫く姿勢に)あらわれている」と話すと、小池氏は「96年の歴史が党名にパンパンに詰まっている。ここは変えられないし、変えたら共産党の真髄が失われてしまう」と応じる場面もありました。

 さらに、野党共闘をめぐる議論では、中島氏は「(他の野党が)共産党の政策に呼応することで、保守的な要素が含まれ、政策的に極めてまっとうな保守に近づいていく」と強調。小池氏が「『共産党と組むと保守の票が逃げる』という人がいるが逆ですね」と応じると、中島氏は「共産党は変わってきたと思いますよ。野党共闘など今まで考えられなかった。それが今は反転している。そこには共産党が議論し、踏み越えてきた努力もある。そこをみると(共産党の力を)素直に認めないといけない」と答えていました。


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