2018年10月7日(日)
憲法にラブソングを
シスター署名訴え 東京・新宿
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「SISTERS ACT 憲法にラブソングを」の横断幕を掲げ、「平和を守る署名です」とシスターたちが呼びかけます。6日、新宿駅西口でカトリックのシスターをはじめとする宗教者たち約80人が賛美歌などを歌いながら、安倍9条改憲反対3000万人署名を訴えました。
「日本カトリック正義と平和協議会」など4団体が共催する3回目のとりくみです。
同協議会のカトリック神父、光延一郎さんは、「いつもは修道院のなかで静かに祈っているシスターたちに、ここまでやらせるのかということです」と、安倍政権がすすめる改憲策動への憤りを口にします。
「改憲のねらいは、個人の自由を奪い、戦争に向かうこと」と話すのは、東京都小平市から参加した山本恵子さん(85)。プロテスタントの信者です。
来日50年を超えるシスター、モーリン・ミッテンさん(88)は日本語とあわせて英語でも署名を呼びかけます。「戦争をしないという日本の憲法は、『NO WAR』という強い意思」ときっぱり。
グレーの修道服で街頭に立ったマリアの宣教者フランシスコ修道会の小沢京子さん(73)は、「母が空襲の火の海を逃げ切ってくれたから私は生き延びた。私の命は平和のためにあります。日本を戦争できる国にしてはいけない」と語りました。