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2018年10月4日(木)

課題山積 すみやかに臨時国会を

志位委員長が会見

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(写真)記者の質問に答える志位和夫委員長=3日、国会内

 日本共産党の志位和夫委員長は3日、国会内で会見し、記者団からの質問に答えました。

■臨時国会

 秋の臨時国会で議論すべきテーマについて問われた志位氏は、災害対応について一連の台風、豪雨、地震の被災者支援・復旧・復興の緊急性を語るとともに、「これだけ連続的に災害が続くもとで政治の対応として抜本的な方策を講じる必要がある」と強調。「気候変動が背景にある豪雨災害や台風の問題。大地動乱の時代に入っているという指摘がある地震の問題。こうした問題で、(緊急・抜本の)両面での対策をかなり突っ込んで政治の責任で行う必要があるという議論を提起していきたい」と表明しました。

 さらに「この間の安倍内閣の対米、対ロ外交はどちらも非常に屈辱的な結果になった。対米では事実上の日米FTA(自由貿易協定)交渉を開始する合意、対ロでは領土要求を放棄してしまうようなやり取りもあった。外交上の大失態だ。国益がかかった問題としてしっかりただしていく必要がある」と語りました。

 志位氏は、森友・加計などの国政私物化問題に加えてこの間、起こっているLGBT(性的少数者)差別など自民党の政治モラルの堕落をあげ、「安倍政権の政治姿勢の根幹をただしていく必要がある」と述べました。

 その上で、臨時国会では安倍晋三首相が声高にかかげる憲法改定を正面から追及していくと強調。沖縄知事選で米軍新基地ノーの審判が下っても「辺野古唯一」と言い続けるのかということもただしていかなければならないと述べ、「課題は山積みであり、すみやかに臨時国会を開いて内外の諸問題について野党と議論することを求めたい」と語りました。

■教育勅語

 記者団から、柴山昌彦文科相が2日の就任会見で教育勅語をめぐり「アレンジした形で道徳等に使うことができる分野は十分ある」などと述べたことについて問われた志位氏は、「教育勅語の一連の『徳目』はすべて『大事が起これば天皇のために命を投げ出せ』という『徳目』につながっている。この核心を理解していない重大な発言だ」と批判。臨時国会で追及する考えを示しました。

■改造内閣

 さらに志位氏は、改造内閣と自民党新体制への感想を問われ、「辞めるべき一番の人は安倍氏本人と思っているから、とくに言うこともないが、女性閣僚がついに1人になったのは、どうにも説明がつかないと思う。あれだけ『女性活躍』と言っているのだから」と指摘するとともに、「国民に対する説明責任を果たさないまま閣僚を辞任した人々が新役員に就いている。自民党のモラルハザードの深さをよく示している」と述べました。


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