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2018年10月2日(火)

停電情報の発信必要

台風被害 岩渕氏が東電に要請

 日本共産党の岩渕友参院議員は1日、国会内で、全国各地に被害をもたらした台風24号による停電について、復旧見込みや原因などの情報発信を東京電力に要請しました。

 この問題については茨城県の住民から「午前2時半に停電して真っ暗な中、情報源はラジオだけで、停電については何の情報もなく、東電に問い合わせたが電話がつながらない。原因や復旧見込みが分からない」との声が寄せられています。

 停電で「会社の冷凍庫の食品が解けてしまった」「工場に出勤したパートを帰らせた」「小学校は授業せずに給食だけで帰宅した」など、生活にも大きな支障をきたしている実態も寄せられていました。

 今回の台風では全国で約157万戸(うち東京電力管内で最大約56万5200戸)が停電するなど、ここ数年で最大規模です。東電は停電理由について樹木の倒壊による電線切断や漏電防止装置の作動など配電部門への影響をあげました。

 東電は現在、停電状況について公式サイトで公表し、都度更新しています。岩渕氏が「停電下では、パソコンや携帯電話が使えなかったり、そもそも所持していない人もいる。ラジオ含め、必要な情報発信の手段を検討すべき」だと求めたのに対し、東電の担当者は「検討したい」と応じました。


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