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2018年10月1日(月)

台風24号 強風、建物を襲う

「今までにない被害」

共産党議員 住民から聞き取りへ

鹿児島・奄美

写真

(写真)廃屋が倒壊した様子。隣家には人が住んでいた=9月30日、奄美市名瀬久里町(三島市議撮影)

 9月30日未明に台風24号の暴風域が最接近した鹿児島県奄美地方では強風による大きな被害が出ています。

 日本共産党の三島照奄美市議は30日午後、被害状況を見て回りました。田村貴昭衆院議員も同日、奄美大島にかけつけ、三島照市議と合流して被災地を調査しました。

 真名津町では住宅の屋根が飛ばされたり、市営住宅の駐車場で大きな木が根こそぎ倒れ車3台が押しつぶされたりする被害が生じました。また、駐車場の屋根が約20メートル先の公民館まで吹き飛ばされ通行止めになった場所もあります。

 久里町では飛ばされた屋根が電線を切断し、30日明け方から停電。その影響で国道58号では信号が止まり、警察官による交通整理が行われています。三島市議によると市街地の約3分の1で停電が続いたままの状況です。(30日午後3時現在)

 奄美市名瀬では一時約130人が避難しました。

 三島市議は「今までにない被害。家にいたが、グラグラと揺れるような強い風だった」と話します。今後は市民の被害状況の聞き取りなどを行う予定です。


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