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2018年10月1日(月)

横田にオスプレイ

きょう配備 住民が抗議

6日に集会

 米空軍特殊作戦機CV22オスプレイが1日、在日米軍横田基地(福生市など東京都多摩地域5市1町)に正式配備されます。これに対し、住民の抗議の声が広がっています。


写真

(写真)オスプレイの横田基地正式配備に抗議するスタンディング行動=27日、東京都福生市(奥富喜一日本共産党市議撮影)

 米軍と日本政府は4月3日、CV22を2019年10月以降の予定を1年以上前倒しし、横田基地へ正式配備すると公表。4月4日に5機が横浜市の米陸軍横浜ノース・ドックに陸揚げされ、5日には横田基地に初飛来しました。米軍は24年ごろまでに10機のCV22と兵員約450人を配備する計画です。

 初飛来後は韓国や東南アジア方面での訓練を実施。6月23日に再々飛来してからは、横田基地にとどまり、正式配備前にもかかわらず、首都圏や東富士演習場(静岡県)での飛行・離着陸訓練、横田基地と岩国(山口県)、三沢(青森県)両基地との間を往復しての飛行訓練を繰り返しています。

 正式配備を前に27、28の両日、周辺自治体の住民でつくる「横田基地の撤去を求める西多摩の会」の人たちが、福生市の同基地第2ゲート前でスタンディング行動を実施。「オスプレイ横田配備NO」「ごめんです! 騒音・墜落・特殊作戦」などと書いた手作りのプラカードや、オスプレイ5機が編隊飛行する写真のパネルなどをかかげ、市民にアピールしました。

 住民団体や爆音被害の補償と夜間早朝の飛行差し止めを求める訴訟の原告団など6団体でつくる「オスプレイ横田配備反対連絡会」は、正式配備当日の10月1日午前10~11時に、基地西側の福生市フレンドシップパークで抗議集会を開く計画です。6日に福生市民会館で開かれる「沖縄とともに声を上げよう 横田基地もいらない! 市民交流集会」の実行委員会も、1日午前10時~正午まで第2ゲート前でスタンディング行動を予定しています。


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