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2018年9月20日(木)

デニー候補 押し上げる

沖縄知事選 対話・宣伝に奮闘

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(写真)白衣でスタンディングする民医連の人たち=19日午前、那覇市

 大激戦の沖縄県知事選(30日投票)で玉城デニー候補をなんとしても勝利させようと、19日、県内各地で対話・支持拡大や宣伝が取り組まれました。

 沖縄民医連は9月から日祝を除く早朝、那覇市の沖縄協同病院前の交差点でスタンディングに取り組んでいます。真夏のような暑さの19日、東京から支援に来ている病院事務7年目の女性(30)は「基地問題で翁長雄志知事が取り組んできたこと、住みやすい環境をともに進めないといけない。デニーさんを押し上げていきたい」と話しました。

 沖縄協同病院の外間貞明事務長(50)は「厳しい選挙です。沖縄県民にとって最大の関心事である基地は沖縄経済発展の阻害要因。辺野古新基地は私たちの運動でストップしています。ぜひ勝たなければならない」と述べました。

 那覇市内にある日本共産党の赤嶺政賢衆院議員事務所では、13台の電話がフル稼働。22日のデニー氏勝利をめざす大集会の案内と支持を広げました。「公明党が期日前投票に大勢誘っているのを周りで見ている」などの対話に。支援に入っている東京都の中村稔さん(72)は、午前中に対話できた半数以上の人が、辺野古問題が大事だと語り、3人が「目の前のおカネ欲しさに基地を造るという恥ずかしい選択をしたくない。将来に誇れる沖縄にしてほしい」と話したといいました。

 沖縄県商工団体連合会(沖商連)顧問の山川恵吉さん(82)。地質関係の仕事をしている沖縄市の男性経営者(42)は対話で「デニーは衆院議員という地位がありながら、沖縄のために自分を犠牲にした。そのことにみんな心を打たれている」と支持を表明したといいます。

 山川さんは「期日前投票は前回の倍になっている。相手陣営は見えないところで企業を締め付けている。翁長さんの遺志を一人ひとりが受け継いで、デニー支持を最後まで広げるために、ぬちかじり(命の限り)頑張る」と語りました。


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