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2018年9月19日(水)

名古屋から電話で訴え

沖縄県出身の逵光子さん

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(写真)沖縄県知事選でデニー候補の支持を訴える逵光子さん=16日、名古屋市北区

 名古屋市北区に住む逵(つじ)光子さん(70)は、沖縄県知事選で玉城デニー候補への支持拡大を電話で訴えています。

 逵さんは那覇市首里出身です。父方の祖父が沖縄戦で亡くなりました。逵さんは高校卒業後、愛知県尾西市(現・一宮市)の紡績会社へ集団就職し、働きながら大学で学び、保育士になりました。この間に本土復帰運動や平和運動に携わり、現在、日本共産党名古屋北西地区委員会の地区委員をしています。

 逵さんは沖縄在住の姉や親せき、高校までの友人や知人の名簿を作成。地区委員会から依頼の電話名簿も含め、これまで120人以上に訴えました。「50年以上も故郷を離れていると高齢のおじい、おばあの話す訛りの強い言葉がわからないことも」と苦笑します。

 「対話すると基地問題に関心が高い」と逵さん。「2年前の元海兵隊軍属による女性殺害事件を話すと、『基地がある限り米兵の犯罪は頻発する。基地はいらない。子どもの将来のため基地反対のデニー候補を応援します』の声が返ってきます」と言います。

 一方で「基地がなくなると仕事や商店の客が減る。就職先がなくなり県外に出る若者が増える」と言う人もいます。

 逵さんが「亡くなった翁長知事は基地に頼らない観光など沖縄経済の自立的発展を訴え、失業者が減るなど成果をあげてきました。翁長さんの遺志を継ぐデニーさんも基地に頼らない経済振興を訴えています」と話すと、「わかった。仲間にデニー候補の支持を頼む」の声もありました。


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