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2018年9月16日(日)

日高本線 国交相「再開へ指導」

畠山氏“全線復旧求める”

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(写真)レールのゆがみを見る畠山氏=14日、北海道厚真町

 日本共産党中央委員会の北海道地震対策本部の畠山和也事務局長(前衆院議員)は14日、地震で鉄橋が損傷し、復旧のめどが立っていないJR日高本線(苫小牧―様似=さまに=間)の現場を視察しました。

 日高本線は2015年1月の暴風雪による高波で3年8カ月たった今も放置されたままです。苫小牧―鵡川(むかわ)間は、震度7を記録した震源地に近く、タービン火災やボイラーの損傷が発生した北海道電力苫東厚真火力発電所とわずか2キロしか離れておらず、震災後、不通になっています。

 畠山氏が視察したのは、厚真川橋梁(きょうりょう)。「13P」と書かれた橋桁には白いチョークで「ズレ」と記載され、軌道の大きなゆがみも目視ではっきり確認できます。

 「道民の足を守れ」との世論に押され、政府がようやく重い腰を上げ、石井啓一国土交通相が同日、苫小牧―鵡川間の「早期に運転再開のめどを明らかにするようJR北海道を指導していく。国交省として費用面を含めた必要な支援を行いたい」と述べました。

 畠山氏は「一歩前進です。JR北の路線廃止を許さず、国の責任で日高本線全線の復旧を求めて奮闘します」と話しています。


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