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2018年9月16日(日)

新基地止め優しい社会に

デニー知事候補 那覇駆ける

写真

(写真)商店街で支持を訴えるデニー候補=15日、那覇市

 沖縄県知事選(30日投票)で、米軍辺野古新基地建設反対の「オール沖縄」の民意を力に勝利をめざす玉城デニー候補は、告示後最初の連休初日を迎えた15日、選挙戦の勝敗を分ける県都・那覇市内を駆けめぐり、「翁長雄志知事の遺志を引き継ぎ、辺野古に基地は造らせません。力を貸してください」と、支持を呼びかけました。

 市内各所で街頭に立ったデニー氏は、辺野古埋め立て承認の撤回を「断固支持する」と表明。バス通学の無料化をはじめ子育て世代や「貧困世帯」への支援を実現したいと訴え、「ウチナーウマンチュ(沖縄のみんな)の温かいチムグクル(真心)が行き届く県政、沖縄らしいやさしい社会をしっかりつくっていく」と強調しました。

 沖縄の食材やグルメが集まる市中心部の公設市場と周辺商店街をデニー候補が歩いて訴え。買い物客などの中には「デニーさん、頑張って」と、握手や写真撮影を求めて自ら歩み寄る人たちが相次ぎました。

 各商店の店員らも口々に新基地建設を止めてほしいと期待を寄せ、化粧品店を営む女性(72)は「あんなにきれいな辺野古の海を壊して基地を造るなんて。自民党の自由勝手には絶対にさせたくない」と語りました。雑貨店員の女性(67)も「公明党の人たちが何度も相手候補の支持を訴えに来ますが、戦争は嫌だし、基地はなくしてほしいから、デニーさんにと決めています。子どもたちや親戚にも支持を呼びかけたい」と話していました。

 同日夕には、米軍基地跡地の返還後、経済や雇用が飛躍的に伸びている新都心で、デニー氏は若者たちと街頭宣伝を行いました。

 安倍政権が全面支援する佐喜真淳氏も那覇市内の団地などで訴えました。


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