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2018年9月14日(金)

修理2.6億円「国支援を」

大阪・泉南 台風21号で施設被害

たつみ議員調査

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(写真)被災した女性(左から2人目)をお見舞いし話を聞くたつみ氏(左端)ら=13日、貝塚市

 日本共産党の、たつみコータロー参院議員・大阪選挙区予定候補は13日、府内を一巡するキャラバン行動の一環として、泉南市と貝塚市で台風21号の被害状況を調査し、要望を聞くとともに、貝塚市で開かれたつどいに参加しました。大仲久雄党阪南地区委員長、北村みき党衆院大阪19区国政対策委員長、大森和夫泉南市議、田崎妙子前貝塚市議らが同行しました。

 泉南市の竹中勇人市長との懇談では、全戸数の7割が停電したが関西電力からの情報がほとんど入ってこなかったことや、被害を受けた公共施設の修理費だけで2億6000万円の補正予算を組んだことなどが話題になり、「国に助けてもらわないとできない」との要望がありました。

 貝塚市の藤原龍男市長との懇談では「関電からの的確な情報や大阪府からの支援もない中、市役所に停電に関する怒りの声が多く寄せられた」との話や、市内の府営団地では停電で水が使えず、市の職員が水を上の階まで持って上がったとの報告がありました。

 壁が落ち、テラスの屋根が飛ぶなどの被害を受けた貝塚市の平屋の市営住宅に住む女性(71)は「一人で不安だった。中・高層の団地に移転したい」と話しました。

 たつみ議員は、停電に関して「電気事業者としての責任を関電は果たさず異常事態だ」と指摘。公共施設の被害については「激甚指定など支援を強化させたい」と述べました。


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