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2018年9月14日(金)

佐喜真陣営、辺野古隠し

組織締めつけ「期日前」強調

 沖縄県知事選告示の13日、安倍政権が全面支援する佐喜真淳候補=自民、公明、維新、希望推薦=の陣営は、那覇市内での出陣式のあと県内各地で街頭演説、決起集会を行いました。最大争点である辺野古新基地の是非を何ら語らず、期日前投票の徹底などの組織戦を呼びかけました。

 佐喜真氏は、「自分でこそ普天間飛行場を返還できる」(宜野湾市)などと強調しましたが、「返還」条件の辺野古新基地には一切、言及しませんでした。「対立と分断からは何も生まれない」「対話、和をもった沖縄を取り戻す」とし、安倍政権に屈服した県政に転換する考えを示しました。夜は県医師連盟の決起集会に参加し、業界団体締め付けに躍起となりました。

 推薦各党の幹部が応援に入り、自民党の塩谷立選対委員長は那覇市内で、「4党の結束、一枚岩でたたかう。情勢は大変厳しい」と引き締めました。4年前の知事選で自主投票だった公明党は、金城勉県本部代表が「期日前投票に執念を燃やす。1票への執念を」と声を張り上げました。維新の会の下地幹郎衆院議員は「何が何でも勝とう。今回は4党が一緒にやる」と“結束”を呼びかけました。


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