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2018年9月14日(金)

最大争点と対決構図鮮明

デニー候補勝利に全力

志位委員長が記者会見

 日本共産党の志位和夫委員長は13日、国会内で記者会見し、同日告示された沖縄県知事選(30日投票)について、「大激戦ですが、選挙の最大争点と対決構図はすでに鮮明であり、必ず勝利したい」と決意をのべました。

 志位氏は「この間の候補者間の公開討論会などを通じて、辺野古新基地建設を許すのかどうかが、文字通り最大争点となっています」と強調し、玉城デニー候補が「あらゆる手段を行使して新基地はつくらせない」と繰り返し表明している一方、「佐喜真淳候補は『辺野古隠し』でやりすごそうという構えでしたが、公開討論会でデニー氏に姿勢をただされ、事実上の建設容認という立場が鮮明になりました」と指摘。「この最大争点を軸に論戦が展開しているのが特徴です」と述べ、「県民の多くの声は新基地建設反対にあると確信します。その声をデニー氏にすべて託してほしい」と訴えました。

 また志位氏は「安倍官邸対『オール沖縄』という対決構図が鮮明になりました」と強調。自民、公明両党と日本維新の会、希望の党が推薦する佐喜真氏の陣営は、菅義偉官房長官、自民党の二階俊博幹事長、竹下亘総務会長ら政権中枢が告示前から相次ぎ沖縄に入り、企業・団体を力ずくで締めつけ、「まさに官邸主導で選挙を取り仕切っています」と指摘。「デニー氏側は保守、革新の立場の違いを超えた『オール沖縄』の結束が強まり広がっています」と述べ、「日本共産党は、沖縄の党組織は『オール沖縄』の一翼を担って勝利のために全力をあげます。全国では沖縄に結びつきのある方にデニー氏への支持を訴えます。大激戦を勝ち抜くためにがんばりぬきたい」と決意を語りました。


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