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2018年9月11日(火)

改憲案「臨時国会に」

首相、提出時期踏み込む

 自民党総裁選に3選を狙って立候補した安倍晋三首相は10日、党本部で開かれた演説会や共同記者会見で、憲法9条に自衛隊を明記する改憲案の国会提出について「党総裁として、一定の目標を掲げなければいけない」「秋の臨時国会を目指して議論を進めてもらいたい」と表明しました。

 安倍氏は改憲案の国会提出時期をこれまで「次の国会」としてきましたが、具体的に「秋の臨時国会」と踏み込んだのは初めてです。

 国会に提出する改憲案について、安倍首相は、党改憲推進本部がとりまとめた改憲4項目が「条文改正のイメージ」だと強調。「公明党はもちろん、なるべく多くの党に賛成してもらいたい」と述べたものの、「憲法にしっかりと日本の平和と独立を守ること、自衛隊を書き込む」と決意を述べました。

 さらに、「国民投票に付すことで急速に議論が深まり、理解が進んでいくこともある。(次期総裁任期中の)あとの3年間で(9条改憲に)チャレンジしたい」と任期中の改憲への執念を改めて示しました。


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