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2018年9月9日(日)

紙氏ら 被災事務所を激励

難病連“患者避難所設けて”

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(写真)道難病連の増田氏を激励する紙氏(右)=8日、札幌市中央区

 日本共産党北海道地震対策本部の紙智子本部長代理(参院議員)は8日、札幌市内で緊急外来を受け付けている勤医協中央病院、道難病連、道健康と生活を守る会連合会、札幌市中央卸売市場を次々に訪れ、被害状況や要望を聞き取りました。

 難病を抱えている人たちは、コンビニやスーパーに長時間並ぶことが難しく、食料の確保ができません。

 紙氏は、党道ブロック事務所のメンバーと相談して朝一番におにぎりを握りました。党道ブロック事務所は、漬物など心づくしの食べ物を道難病連の事務所に届けました。増田靖子代表理事は涙を流し、「ありがとうございます」と受け取りました。

 難病を抱えている人たちは閉鎖された避難所ぐらしが難しいと増田氏。「市に福祉避難所を設けてほしいと要望していますが、全然設置してくれません」と語気を強めます。

 紙氏は「市に要請します。事務所のみなさんは仲間を励ます立場です。元気を出して頑張りましょう」と呼びかけました。

 道生連では、細川久美子副会長が「事務所の中は家具や食器が倒れてめちゃくちゃでした。ガスは通っていたので、ごはんを炊いて職員総がかりでおにぎりを握り、事務所まで来られない人のお宅へ配りにいきました」といい、紙氏らの訪問を歓迎しました。


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