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2018年9月7日(金)

自衛隊幹部への“改憲訓示” 異常で危険な暴走

志位委員長が批判

 日本共産党の志位和夫委員長は6日の記者会見で、自民党総裁選(7日告示、20日投票)の動向について問われ、総裁3選を狙う安倍晋三首相がこの間の講演などで、憲法9条に自衛隊を明記する自民党改憲案の次期国会提出や、改憲のための国民投票の来年夏の参院選前の実施を表明したほか、自衛隊高級幹部会同での訓示で改憲への意欲を示したことに言及し、「前のめりで無軌道な暴走であり、非常に危険な姿勢だ」と批判しました。

 志位氏は、安倍首相が自衛隊高級幹部会同での訓示で「すべての自衛隊員が、強い誇りを持って任務を全うできる環境を整える」と宣言したことについて、「憲法99条の国務大臣、国会議員の憲法擁護尊重義務にまったく反するのに加え、政治的中立を厳格に守らなければならない実力組織である自衛隊の高級幹部を前に、自分の持論である憲法改定を語ったことは、実力組織を自分の憲法改定の野望の道具として使おうというものであり、きわめて異常で危険な動きだ」と強く批判しました。

 そのうえで、「安倍首相が今度の総裁選での自分の“勝利”をもって、危険な9条改憲のプログラムを国民に無理やり押し付けることに強く警戒しなければならない」と指摘。「仮に安倍氏が自民党内で多数を得たとしても、それは自民党というもともと『憲法改正』を党是とする集団のなかでの問題であって、国民の意思、世論とはまったく別だ」として、「私たちとしては安倍9条改憲阻止の『3000万人署名』をはじめとするたたかいを大いに強めたい」と表明しました。


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