2018年9月4日(火)
統一選緒戦 「オール沖縄」全員勝利
北谷町 共産党2氏当選
|
沖縄統一地方選の皮切りとなる沖縄県北谷(ちゃたん)町議選(定数19)が2日、投開票され、日本共産党は現職の宮里歩、新旧交代に挑んだ新垣千秋の両氏が当選し、2議席を確保しました。
選挙戦は、自民系が知事選をにらみ3議席増を狙って7人が立候補するなど、定数19を22人で争う激戦となりました。日本共産党は「翁長雄志知事の遺志を継ぎ辺野古新基地建設に反対し、基地のない平和で豊かな沖縄をつくり、安倍政権にノーの審判を」と訴えました。野国昌春町長を支える「オール沖縄」の与党候補14人が全員勝利する一方、7人を立てた自民系3人が落選しました。
宮里氏は「2人で知事選勝利へ突っ走りたい」と強調。新垣氏は「北谷の共産党2議席はオール沖縄で勝ち取ったもの」と力を込めました。
新垣氏にバトンタッチした中村重一町議は「自民系に競り勝ち、知事選に大きな影響と勢いをつける、かけがえのない宝の議席になった」と話しました。
県内の統一地方選で真っ先に行われた選挙での勝利で、13日に告示される知事選(30日投票)で「オール沖縄」の玉城(たまき)デニー予定候補の勝利に向けて大きな弾みとなりました。