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2018年8月28日(火)

9条改憲の争点化、国民の意識と乖離 「信任得た」は許されない

自民党総裁選 小池書記局長が会見

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(写真)記者会見する小池晃書記局長=27日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は27日、国会内で記者会見し、安倍晋三首相が秋の臨時国会に9条をはじめとする憲法改定案を提出したいとの意向を示すなど、改憲が争点と化している自民党総裁選について、「安倍首相は国政選挙で、国民に対して改憲をほとんどまともに語ってこなかった。党内の総裁選では一転して正面から掲げて争点化し、それを国会と国民に押し付けることは許されない」と批判しました。

 また小池氏は、同日、自民党麻生派が安倍首相に、来夏の参院選前に国民投票を実施するよう要請し、首相が「基本的な考え方は全く同じだ」と応じたことに触れ、「総裁選で“安倍氏圧勝”と報じられる一方で内閣支持率は5割を切り、世論調査では秋までの改憲案提出に『反対』が49%(8月、共同通信)に上っている」と指摘。「自民党の国会議員は改憲派ばかりだ。国民の意識と乖離(かいり)した集団による総裁選の結果で、改憲が信任されたなどと言うことは到底許されない」と強調しました。


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