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2018年8月23日(木)

改憲阻止 沖縄に連帯

革新懇が署名・宣伝

新宿

 安倍晋三首相が秋の臨時国会に自民党改憲案を提出すると公言する中、全国革新懇と東京革新懇は22日、安倍9条改憲の阻止とともに、本土から沖縄に連帯して米軍辺野古新基地建設ストップを訴える合同宣伝行動を東京・新宿駅西口で行いました。参加者は9条改憲反対、新基地ストップを求める署名を呼びかけました。全国、東京両革新懇の代表世話人、日本共産党の吉良よし子参院議員が駆け付け訴えました。

 五十嵐仁・法政大名誉教授は「本土からも新基地を許さない力を沖縄に寄せてください。オール沖縄の勝利で安倍首相にひと泡吹かせよう」と訴えました。野澤裕昭・自由法曹団東京支部幹事長は「過去の侵略戦争を反省せず、平和憲法を変えようとする勢力を追い出そう」と述べました。各弁士は「人間らしく働ける社会の実現のためにも、憲法を生かす政治の実現を」(小田川義和・全労連議長)、「国民の声を無視し数の力をふるう政治を世論の力で変えよう」(木原秀子・東京母親大会連絡会会長)と呼びかけました。

 吉良議員は、安保法制=戦争法など安倍政権による「戦争する国」に向けた数々の違憲立法、大軍拡を挙げ、「米国言いなりに自衛隊を海外の戦争へ派遣して平和を壊そうとする安倍政権にノーの声をあげよう」と訴えました。

 署名に応じた横浜市に住む女子大学生(19)は「憲法9条をなんで変えなければいけないのか私にはわかりません。母が沖縄出身で、なんで沖縄にずっと米軍基地があるのかにも疑問を持ってきました」と話し、急逝した翁長雄志知事の志を受け継ぐ候補への期待を語りました。


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