しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら

2018年8月12日(日)

なんだっけ

長期金利の上昇って?

図

 Q 長期金利の上昇が話題になっています。長期金利って何ですか?

 A 一般には金融機関の1年以上の貸し出しに適用される金利です。ニュースで取り上げられる長期金利は新しく発行され満期まで10年の国債の利回りです。銀行の貸出金利や預金金利を決める指標となります。

 Q どこで決まるのですか?

 A 国債市場の取引で決まります。代表的な国債取引業者の日本相互証券が10年物国債の利回りを発表しています。国債は政府が発行した後、銀行や証券会社が売買し、買い手が少なければ価格が下がり利回りが上がります。

 Q 国債価格が下がると長期金利が上がるのですか?

 A 国債は発行時に額面価格と年利率が決まっています。利子が付いた上、満期に額面価格でお金が返ってきます。市場で価格が下がったときに買った国債は満期に額面価格でお金が返ってくるので、差額がもうかります。利回りは国債を買ったお金に対して、いくらもうかるかを示す比率なので、国債価格が下がれば長期金利は上昇します。

 Q 長期金利の上昇で起きる問題とは?

 A 長期金利が急に上がると銀行の貸出金利も急上昇し、景気を冷やします。今は日銀が長期金利を0%程度に抑える超低金利政策をとっています。お金を借りやすくして景気をよくするというもくろみですが失敗しています。株価が上がって大企業はもうけましたが、賃金が上がらず消費が低迷しています。

 (2018・8・12)


pageup