2018年8月7日(火)
辺野古新基地阻止連日行動が始まる
沖縄
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沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設を阻止するために6日、辺野古のキャンプ・シュワブのゲート前で「集中行動」が始まりました。沖縄防衛局が17日にも新基地建設のための埋め立て土砂の投入を狙っていることから、6~10日、16~18日と取り組まれます。
6日は250人が結集し、広島に原爆が投下された時刻に黙とう。核兵器禁止条約に署名しない日本政府を批判したオール沖縄会議の中村司共同代表は、11月の県知事選について「新基地容認の知事を誕生させてはいけない」と強調しました。
本部港・塩川地区(本部町)からの埋め立て土砂積み込みを監視する「本部町島ぐるみ会議」の男性(69)は「ゲート前のたたかいと連帯し、新たな積み込みを許さない」と訴えました。同日の本部港の監視行動には100人が参加しました。
参加者は整然と人垣をつくり、「違法工事中止せよ!」と書かれたプラカードを掲げ、工事用資材の搬入に備えました。午後4時時点で搬入車両は1台も来ませんでした。
豊見城市の男性(74)は、自民党県連の要請を受けて知事選に立候補予定の佐喜真淳宜野湾市長が、新基地を名護市民が受け入れたと発言したことに触れ「安倍政治の申し子が知事になったら沖縄は大変なことになる。翁長雄志知事を支える」と語りました。