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2018年8月2日(木)

参院選挙区予定候補駆ける

たつみコータロー 現 【大阪=改選数4】

もっと届ける声がある

 この1年、森友・加計疑惑追及チームの責任者として論戦をリードしてきました。膨大な資料をすべて読みこみ、大阪府豊中市の国有地がどのようにタダ同然で森友学園(大阪市)へ売却されたのか、鋭い論陣は与野党の議員が一目置く存在です。「たつみコータローといえば森友。森友といえばたつみコータロー」。森友問題で安倍政権の国政私物化を暴いた立役者と評されています。

 国立研究開発法人産業技術総合研究所に地質分析を依頼。深さ3メートル以下は天然の堆積層で、ゴミが出ないのは「常識的な話」であることを立証しました。その後、会計検査院の調査でも3メートル以下は沖積層だとし、8億円もの値引きの根拠が完全に崩れています。

 国側と森友側が値引きのための「口裏合わせ」をしていた、「価格の交渉はしていない」と言っていたことが虚偽だった、安倍晋三首相の妻・昭恵氏付きの政府職員が土地の賃料の優遇を求めていた―など入手した新資料を次々示し、政府に認めさせ、メディアも注目しました。

 大阪選挙区で15年ぶりに議席を獲得してから5年。生活と健康を守る会での7000件を超える生活相談の経験から「格差と貧困の解消」がライフワークです。「質問時間の1秒たりとも無駄にはできない」と挑んだ論戦は200回。貧困ビジネスである「脱法ハウス」を初質問に、実情に合わない児童扶養手当の支給回数、コンビニ大手セブンイレブンの労働時間切り捨てなど深刻な実態を告発し、改善を実現しました。大阪市立住吉市民病院廃止、公立保育所・幼稚園の集約・統廃合など、維新府政・大阪市政のもとで苦しむ府・市民の声、大阪北部地震での被災者の切実な声も国会に届けてきました。

 いま熱く訴えています。「究極の売国政治であるカジノと森友はどちらも維新の会が発端です。安倍政治と維新政治を退陣に追い込む共闘の前進、暮らしと平和を守るためにもっともっと届けたい声があります。なんとしても勝ち抜きます」

 辰巳・孝太郎 1976年、大阪市生まれ。米エマーソン大学卒。参議院議員1期、党常任幹部会委員。参院国対副委員長。


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