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2018年7月29日(日)

藤井七段 大接戦制す

将棋新人王戦 ベスト8そろう

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(写真)対局後、感想戦をする藤井七段(右)と八代六段(左)?リ日、大阪・関西将棋会館(撮影・峯松進)

 将棋の第49期新人王戦(しんぶん赤旗主催)3回戦、藤井聡太七段(16)対八代弥六段(24)戦が28日、大阪市の関西将棋会館でおこなわれ、藤井七段が勝って、ベスト8進出を決めました。次の準々決勝は近藤誠也五段と対戦します。

 藤井七段は昨年ベスト8。八代六段は第46・47期(2015・16年)に連続してベスト4に進出しました。本局は両者初手合で、ベスト8の最後のひとりを決める対戦でした。

 先手となったのは八代六段で戦型は角換わり。序盤は速い進行でしたが、中盤から一手一手考慮時間を使う難しい将棋となり、互いに残り10分を切り秒読みとなっても形勢不明の大熱戦。わずかに藤井七段が残して132手で接戦を制しました。

 藤井七段は昇段により今期が最後の新人王戦。終局後、「最後まで難しかった。新人王戦は今期が最後の機会になるので、少しでも上を目指して頑張りたい」と語りました。

 他の準々決勝は、増田康宏六段―梶浦宏孝四段、青嶋未来五段―佐々木勇気六段、出口若武三段―甲斐日向三段。

 渡辺弥生(みお)女流初段による本局の観戦記が「しんぶん赤旗」8月22日付から掲載予定です。


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