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2018年7月21日(土)

沖縄県民投票署名 23日まで全力

「会」が会見 “1人でも多く”

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設の賛否を問う県民投票の実現を目指す「『辺野古』県民投票の会」は20日、県庁で記者会見を開き、県民投票条例制定を直接請求する署名集めの期間終了の23日まで、「一人でも多くの県民の思いを署名につなげられるよう努力したい」などと述べ、協力を呼びかけました。


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(写真) 署名収集の強化を呼びかける(左から)中村、安里の両氏=20日、沖縄県庁

 同会の安里長従副代表は、20日正午時点で署名数が4万7161人(県有権者の4・07%)に達したと報告。直接請求に必要な県有権者の2%はすでに上回るも、安里氏は「まだ多くの県民からどこで署名できるのかとの問い合わせがある」と述べ、会の掲げた目標11万5千に向けて引き続き取り組んでいく構えを示しました。

 署名数が特に少ない伊是名村(0人)、北大東村(1人)、南大東村(1人)、多良間村(2人)など9町村で取り組みを強めることを訴えました。

 請求代表者の中村昌樹弁護士は、本部町と伊是名村では首長の任期満了日の60日前と重なる22日以降の署名収集が法的に禁止されると説明しました。

 安里氏は「(県民投票の運動は)あらゆる手段で新基地建設を止めるという翁長知事の決断の環境を市民の側で整えている。県民の意思表示の機会として大きな意義がある」と強調しました。


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