2018年7月10日(火)
沖縄統一地方選まで2カ月
オール沖縄・共産 議席増めざす
沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設が大争点となる11月の県知事選と来年の参院選に連動する9月の沖縄統一地方選まで、約2カ月となりました。日本共産党沖縄県委員会は現有22からの議席増を目標に掲げ、党の各予定候補は次々と事務所開きなどを行い、動きを活発にしています。
新基地建設が大争点
知事選・参院選 連動
日本共産党沖縄県委員会は、6市4町6村議選に出る党予定候補24人(第1次分)の全員当選と、辺野古新基地に反対し、翁長県政を支える「オール沖縄」の立場でがんばる他の議員を増やすことを重視しています。
今月6日に名護市で、日本共産党の新人、よしい俊平市議予定候補の事務所開きが行われました。
新基地への態度を明確にしない渡具知武豊市長の与党側は、18人が出馬の見込み。新基地を造らせない姿勢を貫く稲嶺進前市長を支えた野党側は、よしい予定候補含めて14人が立候補する予定です。市議会で引き続き野党が多数となるには、誰一人落とせません。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は事務所開きで、よしい予定候補の勝利は「国政上でも大変重要だ」と強調。参院選に向けて野党共闘を強化するために、「統一地方選で日本共産党を大きくしていこう」と呼びかけました。
事務所開きに参加したオール沖縄会議共同代表の稲嶺前市長は、新基地建設を強行する安倍政権を本当に変えるには、「地元、足元から変えていく運動が大事だ」と述べ、「新しい風を運んできてくれる」と、よしい予定候補に期待を寄せました。
よしい予定候補は、新基地による米軍機墜落などの危険にさらされない未来をつくるため、「新基地建設をストップさせ、市民の命と健康、暮らしが守られる市政にしたい」と訴えました。
日本共産党の予定候補(1次分)
沖縄統一地方選で行われる市町村議員選の日本共産党の予定候補(1次分)は、次の通りです。(自治体名、定数。予定候補者名の下は年齢、現新元)
【8月28日告示、9月2日投票】
◆北谷(ちゃたん)町19
宮里あゆみ39現
新垣ちあき42新
(前回当選2)
【9月2日告示、9日投票】
◆名護市26(1減)
よしい俊平25新
(前回当選1)
◆沖縄市30
イケハラ秀明75現
前宮みつこ66現
チバあやこ49現
(前回当選3)
◆宜野湾(ぎのわん)市26
宮城チカラ43新
(前回当選1)
◆南城市20
マツダ兼弘67現
(前回当選1)
◆石垣市22
井上みちこ64現
(前回当選1)
【4日告示、9日投票】
◆東村8
イサ 真次56現
(前回当選1)
◆大宜味(おおぎみ)村10
大山みさこ65元
(前回当選0)
◆伊江村10
ナカ 実66現
(前回当選1)
◆読谷(よみたん)村19
イサ 真武61現
城間まゆみ39新
(前回当選1)
◆中城(なかぐすく)村16
安里ヨシコ77現
(前回当選1)
◆西原町19
伊計ひろこ57現
(前回当選1)
◆南風原(はえばる)町16
宮城かんじゅん66現
大城つよし61現
(前回当選2)
◆八重瀬(やえせ)町16
神谷 セ一64現
神谷ノブオ58現
(前回当選2)
◆渡名喜(となき)村6(1減)
上原てつあき69現
上原シゲハル63現
(前回当選2)
【23日告示、30日投票】
◆うるま市30
伊盛サチコ61現
金城かなえ40現
(前回当選2)
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