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2018年7月10日(火)

参院選挙制度改定案 きょう採決 自民が狙う

野党反対で再協議

 参院政治倫理・選挙特別委員会で9日、野党の反対を押し切って、石井浩郎委員長の職権で公明党提出の参院選挙制度改定案が採決されました。公明案は賛成少数で否決。自民党はその後の理事会で、同党など各党が提出している改定案を10日の同委員会で質疑・採決することを提案しましたが、野党が反対し、採決は引き続き協議となりました。

 この日の質疑後の理事会で自民党は、各党案を「整理」するとし、再開後の委員会で公明、維新両案を採決することを提案しましたが、維新はさらなる質疑が必要だとして反対。野党各党も全会派の合意形成へ努力すべきだとして反対し、日本共産党の井上哲士議員は「法案審議を中断し、改革協など各党協議で合意を図るべきだ」と主張しました。


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