しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年7月1日(日)

女性の共同広げよう

婦団連が幹事会

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(写真)幹事会であいさつする柴田会長=30日、東京都内

 日本婦人団体連合会(婦団連)は30日、東京都内で幹事会を開きました。活動方針と、9条改憲反対や沖縄県知事選勝利などに向けて女性の共同を広げることを呼びかけるアピールを採択しました。

 柴田真佐子会長は、過労死防止に逆行する「働き方改革」一括法や環太平洋連携協定(TPP11)関連法を与党が強行したことを批判。安倍政権の暴走に対して、9条改憲に反対する「3000万人署名」の広がりや、選択的夫婦別姓を導入する民法改正案を野党が共同で提出するなど、「各分野で運動が前進している。共同をさらに広げよう」と訴えました。

 議案を提案した千代崎せつ子事務局長は、女性の地位向上と差別撤廃をめざす「ジェンダー4署名」の推進を強調。東アジアと世界の平和、非核化推進に向けて、婦団連が国際的に働きかけてきたことを報告しました。

 討論では、全労連女性部の代表が残業代ゼロ制度を実施させず、廃止に向けた取り組みを強めると発言。新婦人の代表は、セクハラ根絶に向けたシンポジウムの開催など、女性の共同を広げながら行動を展開してきたことを紹介しました。全教女性部の代表は、憲法を解説するカードを作成し、「憲法カフェ」で活用していると話しました。


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