2018年6月25日(月)
市民と野党の共闘強く
札幌で市田氏
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日本共産党札幌西・手稲地区委員会は24日、市田忠義副委員長・参院議員を迎えて「語るつどい」を札幌市西区で開きました。会場には参加者が続々駆け付けぎっしり埋まり、熱気があふれました。
市田氏は、森友・加計疑惑と不祥事にまみれた安倍政権が末期症状に陥り、内政も外交も行き詰まってボロボロになっていると告発。国会と地域で進む市民と野党の共闘を強くし、世論を広げて安倍政権を退陣させようと力を込めました。
歴史的な米朝首脳会談や南北首脳会談で始まった朝鮮半島の非核化と平和のプロセスを述べ、「対話による平和的解決」を一貫して追求してきた日本共産党の役割を解明。「党綱領が今ほど際立っている時はありません」として、党の躍進を熱烈に訴えました。
党名について、「共産党の名前には、戦争も抑圧もない、一人ひとりの個性が光る理念が込められています」と市田氏。戦時中、党の大先輩の宮本顕治氏が無期懲役で投獄され、獄中から妻の作家宮本百合子に送った手紙を紹介。「96年の歴史に確信を持ち、党の隊列に加わってください」と呼びかけました。田中啓介市議(西区)と佐々木明美市議予定候補(手稲区)が訴えました。
手稲区の女性(69)は「共産党が野党共闘の主役になっていると感じました。共産主義を十分説明してこなかったけれど、知人友人に話ができる。もっと頑張りたい」と語りました。