2018年6月15日(金)
新基地ノー 総意示そう
沖縄・糸満 県民投票署名よびかけ
沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設のための埋め立ての賛否を問う、県民投票条例制定を求める署名運動の具体化が始まっています。同県糸満市で有権者の1割超の署名を集めることを目標にした「『建白書』を実現させる島ぐるみ糸満市民の会」(島ぐるみ会議いとまん)は12日、同市内の街頭で署名を訴えました。
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「安倍政権は県民の民意を無視して“辺野古唯一”に固執している。いま一度、県民投票で辺野古ノーの県民総意を示そう」と、平良宗潤共同代表は呼びかけました。
署名に応じた女性(32)は7歳の長男と5歳の長女がいます。「子どもの将来を思うと、米軍基地があり続ける現実を変えないといけない」と語りました。
同県八重瀬町の「島ぐるみ八重瀬の会」も同町有権者の約1割、2400人分の署名を目標に決めました。会員で地域を分担し、家々を回るなどして集める予定です。
署名期間は7月23日まで。同条例制定の直接請求には最低でも県有権者の50分の1、約2万4千人分の署名が必要ですが、署名集めを先月から開始した「『辺野古』県民投票の会」は、約11万5千人分の署名を目標にしています。