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2018年6月13日(水)

交渉記録改ざん謝罪

財務省、宮本岳志議員に

 財務省が学校法人「森友学園」との国有地取引に関する交渉記録を改ざんし、決裁文書改ざんを認めた後も、交渉記録については改ざん後のものを国会議員に提出していた問題で、同省の富山一成理財局次長が12日、謝罪しました。衆院国土交通委員会での、日本共産党の宮本岳志議員への答弁。

 同省は決裁文書改ざんをめぐる4日の調査報告で、交渉記録の一部である2017年2月13、14両日の「応接記録」の改ざんを認めたものの、謝罪はしていませんでした。

 富山次長は「深くおわびする」と謝罪。昨年3月中旬以降の改ざん後も、改ざん前の記録が同省内に保管されていたことを認めました。

 宮本氏は、3月末に提出を受けた17年2月13日の記録が改ざん後のものだったと指摘。「決裁文書改ざんを謝罪した3月12日から18日もたって、改ざん前の記録も持っていたのに、改ざん記録を出していた」と批判しました。交渉記録の改ざんは、共産党の宮本徹議員の追及(5月29日、衆院財務金融委)で発覚しました。


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