しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年6月12日(火)

損保代理店保護へ「山が動いた」

大手の横暴 是正へ一歩

大阪 革新懇がシンポ

大門・清水両氏が参加

 「損保代理店の現状と未来を考えるシンポジウム」が8日、大阪市内で開かれました。大阪損保革新懇・代理店プロジェクトが主催。関西をはじめ各地から損害保険代理店の経営者ら176人が参加しました。日本共産党の大門実紀史参院議員、清水忠史前衆院議員が参加しました。

 地域の中小代理店は災害時など地域のセーフティーネットの役割を果たしています。ところが大手損保会社は代理店の手数料収入を一方的に減額したり、他社の商品を扱うことを強権的に妨害するなど、代理店経営を苦境に追い込んできました。

 この間、大阪損保革新懇をはじめ現場の粘り強い運動や、4回にわたる大門氏の国会質問によって、金融庁も大手損保に対し横暴なやり方を改めるよう働きかけるとともに、全国の地方財務局に相談体制をとるよう指示しました。今まで「民間同士の問題」として代理店問題に関与してこなかった金融庁の姿勢が大きく変化したことに、シンポでは「山が動いた」という参加者の声が相次ぎました。


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