しんぶん赤旗

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2018年6月9日(土)

陸上イージス配備撤回求める

請願署名8万人分を提出

実行委

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(写真)超党派の紹介議員(手前左から岩渕、紙の両参院議員)に提出されるイージス・アショア配備を行わないことを求める請願署名=8日、参院議員会館

 秋田市と山口県萩市が陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)配備候補地になっている問題で、「イージス・アショア配備問題を考える実行委員会」は8日、配備を行わないよう求める請願署名8万1191人分を参院議員会館で提出しました。

 署名は日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社会民主党、無所属の9議員が提出します。日本共産党からは高橋千鶴子衆院議員と紙智子、岩渕友両参院議員が紹介議員になりました。

 記者会見で「イージス・アショア問題を考える秋田県民の会」の川野辺英昭共同代表は「県も市も、防衛省に物を言うことに抵抗があるようですが、市民から『こんなものいらない』『地域を戦場にするな』との声を上げ、世論を盛り上げていきます」と決意を表明しました。

 1月30日と今月3日に秋田市の配備予定の陸上自衛隊新屋(あらや)演習場を視察した紙議員は「目の前に学校があり、保育所に幼稚園、福祉施設もあり、まさに生活の地の真ん中で、電磁波などを心配する切実な訴えを聞きました。力を合わせて、全国的な問題として取り上げていきます」と話しました。


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