しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年6月9日(土)

3000万人署名提出集会

安倍退陣 立場を超えて 9条変えられない

野党代表が決意表明

 7日に開かれた「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」(3000万人署名)の第1次署名提出集会では、日本共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表、無所属の会の岡田克也代表、自由党の小沢一郎代表、社民党の照屋寛徳国対委員長、参院会派「沖縄の風」の糸数慶子代表があいさつしました。

 この中で枝野氏は「安保法制の時に示された通り、安倍政権は憲法も立憲主義もわかっていない。それなのに変えようとするのは論外だ」と批判。「安倍政権を一日も早く退陣に追い込むため、立場の違いを乗り超えて幅広いみなさんと連携しながら前に向かっていく」と決意表明しました。

 岡田氏は、自民党9条改憲案について「条文案にある『自衛権』は安保法制に基づく集団的自衛権だ。こんな『改正』を認めれば安保法制を追認し、集団的自衛権を広く認めることになる。絶対に認めるわけにはいかない」と批判しました。

 小沢氏は、「憲法9条は日本国憲法の改正手続きによって変えることはできない。なぜなら憲法前文の基本的な普遍の原則を否定することになり、これを変えるには革命以外にない。9条をきちっと守っていく考え方で今後も政治活動を続ける」と表明しました。

 照屋氏は、「安倍改憲は国民の平和と人権を破壊する。不戦と護憲のために全国の仲間のみなさんと一緒にたたかう」と訴えました。

 糸数氏も、「戦争の道へ一歩一歩近づいていく安倍政権に対して、心からノーという思いをみなさんと一緒に確立し、平和憲法を守っていきたい」と決意を語りました。


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