しんぶん赤旗

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2018年6月4日(月)

新潟知事選 ラストサンデー 「池田さん絶対勝って」

支援者、宣伝・対話に汗

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(写真)市民から激励を受ける池田候補(左)=3日、新潟市

 「原発動かさない池田さん絶対勝って」「大接戦、絶対負けられない」。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題が大争点の新潟県知事選(10日投票)の最後の日曜日となった3日、池田ちかこ候補の街頭演説には、大勢の市民が駆け付け、熱気にあふれました。県内各地で、市民団体・個人や野党、各団体の人たちが宣伝・電話作戦に奮闘しました。

 池田候補は各党派国会議員の応援を受け終日懸命に訴え、「原発再稼働大推進の安倍官邸の言いなりになりません」「新潟のことは新潟で決める」と訴えると、「その通り」と掛け声が響きます。

 宣伝に参加した連合傘下の組合員(30)は「相手陣営から期日前投票を迫られて入れてしまった人もいた。大票田の新潟市内への電話かけ、SNSでの発信で熱を高めたい」と意気込みます。

 自民・公明が支援し官邸直結の官僚出身の相手候補が脱原発を主張していることについて、同市秋葉区の女性(71)は「自民党の候補は原発を絶対動かすと、市民は見抜いてますよ」と語ります。

 労働者や市民が「再稼働反対」「原発ゼロ」を訴えた新潟駅前でのスタンディング宣伝。日本共産党の武田良介参院議員が駆け付けました。「市民と野党が力を合わせれば政治は変えられる。この国の主権者は、私たち国民です」。参加者は「朝も電話かけしてきた」と元気いっぱい。

 一方、自民・公明が支援する相手陣営は、「再稼働・自民隠し」に躍起。建設・観光・運輸などの業界・関係団体への締め付け選挙を展開しています。中越地方の土木関連会社前では、社長や社員を外に並ばせて支持を訴える姿も。公明党は、党幹部や国会議員が現地入りし、動員と組織引き締めに躍起です。

 新潟市江南区での街頭演説に参加した男性(阿賀野市)。改ざん・隠ぺいの安倍政権に審判を下すチャンスだと対話で訴え、支持を広げています。「全国が注目し応援も受けている。この1週間がんばって、勝って全国を励ましたい」


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