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日本共産党

2018年6月3日(日)

安倍9条改憲NO!3000万人署名

宗教者は沈黙しない

東京 「平和守ろう」街頭宣伝

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(写真)署名を呼びかけるカトリックのシスター(左)と署名する男性=2日、東京都新宿区

 カトリックのシスターらキリスト者をはじめ仏教、神教者などが2日、安倍政権による憲法9条改憲に反対する「3000万人署名」の呼びかけをJR新宿駅前(東京都)で行いました。「日本カトリック正義と平和協議会」など4団体が共催する2回目のとりくみです。

 汗ばむ陽気の中、参加者は額の汗を光らせながら「平和を守る署名です」と通行人に訴えました。ベビーカーを押す若い男性や、高齢の夫妻がそろって署名する姿がありました。署名した男性(17)は「9条が変えられようとしているなんて知らなかった。憲法はこのままでいい」と話しました。

 呼びかけ人の一人で、ベリス・メルセス宣教修道女会のシスター、清水靖子さん(81)は「日本と世界の平和に貢献してきた9条は変えさせない。国家を私物化する安倍首相のもとでの改憲は命をかけてでも阻止したい。私たちシスターも黙っていることはできない」と力を込めました。

 「平和といのち・イグナチオ9条の会」のメンバー津村順一さん(52)は、「軍人だった父から終戦を知らずにフィリピンのジャングルでたたかっていたと聞いて育った。戦争は起こしてはいけない」と話しました。


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