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日本共産党

2018年6月2日(土)

3000万人署名を達成し、安倍9条改憲に終止符を

九条の会声明

 九条の会は1日、声明「3000万人署名を達成し、安倍9条改憲に終止符を」を発表しました。

 声明は、森友問題での公文書改ざん、加計学園の獣医学部新設への政権の関与、自衛隊の「日報」隠し、不誠実な国会答弁などをあげて、国民の安倍政権への不信が強まっているとし、「こんな安倍政権に改憲を語る資格はない、という声が増大している」と指摘しています。声明は、政権への怒りと不信の高まりにあわせて、署名への賛同者が1350万人を突破し急速に増え、安倍首相がもくろんだ「改憲強行のスケジュールは大幅な後退を余儀なくされている」と述べています。

 声明は、北朝鮮をめぐる南北、米朝の対話の動きに触れて、「力ずくではなく話し合いにより平和を実現する道が模索されています。これこそ、9条がめざす道です」と述べ、安倍9条改憲を「武力による『解決』を加速する方向」と批判しています。

 さらに、声明は安倍政権が改憲をあきらめていないとして、「秋の臨時国会での改憲原案の提出を狙っている」と指摘。「安倍政権を退陣に追い込んでこそ、改憲の策動は止まります」と強調し、なんとしても3000万人署名を達成しようと呼びかけています。


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