しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年5月31日(木)

麻生氏暴言許さない

穀田氏会見 改ざんが犯罪との認識ない

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(写真)記者会見する穀田恵二国対委員長=30日、国会内

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は30日、国会内で記者会見し、29日の衆院財務金融委員会での麻生太郎財務相の「白を黒にしたというような、いわゆる改ざんとかいった悪質のものではない」との暴言について、「公文書を改ざんし1年以上も改ざん文書で国会と国民を欺くという、国民主権と議会制民主主義破壊の憲法に違反する歴史的犯罪だとの認識がまったくないところに根本がある」と厳しく批判しました。

 穀田氏は、この1年間の財務省による文書やデータの改ざん、ねつ造、隠ぺい、廃棄や虚偽答弁は、「まさに政府が黒を白にするためにやったことだ」と強調。同省トップの麻生氏の責任は「免れない」と指摘しました。

 その上で、公文書管理法は麻生氏が首相だった当時制定されたものなのに、「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源」として「国民主権」に基づき公文書を管理するとうたった同法の理念を乱暴に踏みにじったもので許しがたいと強調しました。

 穀田氏は「国民にとって最悪の安倍内閣がこの国をおとしめ、崩壊させる危機にわれわれは立ち向かっていく」と表明しました。


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