しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

2018年5月27日(日)

激動の時代、党躍進めざす

各地で演説会

和歌山で市田氏

写真

(写真)声援に応える(右から)東芝、宮井、市田、前、阪本、高本、伊丹の各氏=26日、和歌山県かつらぎ町

 和歌山県の日本共産党紀北地区委員会は26日、市田忠義副委員長・参院議員を迎えて和歌山県かつらぎ町で演説会を開きました。

 市田氏は、森友、加計問題で次々明らかになる文書を示し「安倍首相夫妻の関与は明らかだ」と告発。自衛隊日報の隠ぺい、セクハラ問題などを挙げ、もはや「政権失格」と退陣を求めました。

 米朝会談についても外交解決の可能性が残されたことを強調し、圧力一辺倒の安倍政権を批判するとともに、対話での解決を一貫して追求する日本共産党の姿を紹介しました。また、全ての人間の自由で全面的な発展をめざす党の未来社会論や、反戦・平和を貫いてきた党の歴史と党名の由来などを紹介し、党躍進を訴えました。

 前久参院和歌山選挙区予定候補、かつらぎ町議選(7月17日告示、22日投票)の宮井けんじ、東芝ひろあき両町議や、来春の統一地方選へ向け橋本市の阪本久代、高本勝次両市議、九度山町の伊丹俊也町議が決意表明しました。

 市田氏と懇談した元かつらぎ町長の南衞さん(83)は「命を大切にする国政でないとダメだ。一日も早く安倍政権を倒してほしい」と話しました。

神奈川で市田氏

写真

(写真)満員の聴衆の前で訴える市田氏=25日、神奈川県藤沢市

 日本共産党の市田忠義副委員長は25日、神奈川県藤沢市内で開かれた党演説会で、2019年の参院議員選挙、統一地方選挙での躍進を訴え、「市民と野党の共闘を前進させ、日本共産党の前進を勝ち取る。そのために強く大きな党をつくろう」と呼びかけました。

 あさか由香参院神奈川選挙区予定候補、しいば寿幸同比例予定候補、いずれも統一地方選挙をたたかう加藤なを子県議(藤沢市)、柳沢潤次、土屋俊則、山内幹郎、味村耕太郎の各藤沢市議が決意を語りました。

 「今、安倍政権を土台から揺さぶる大激動が起こっている」と切り出した市田氏は、公文書改ざん、隠ぺい問題、北朝鮮をめぐる動き、9条改憲、アベノミクスの破綻などに言及。共産党の対案、政策を示し、「疑惑の真相究明、徹底追及、悪法は徹底審議・廃案。世論と野党共闘、国会論戦で、今度こそ安倍政権を退陣に追い込もう」と訴えました。

 市田氏は、日本共産党の党名に込められた思いを、(1)理念(2)歴史(3)語源―の三つの角度で丁寧に紹介。党名をころころ変える政党が多い中で「96年間、一つの党名を貫き通すことができたことが誇りです」と力を込めました。

 「激動の時代に歴史をつくり、未来を開く生き方に踏み出そう」と訴えた市田氏。「自分の幸せと社会の進歩を重ねて生きる、そういう生きがいのある人生を送り、次の世代の人々に歴史をつなごう」と呼びかけると、会場から割れんばかりの拍手が起こりました。

 知人と参加した年配の女性は「話を聞いて気持ちが燃え上がってきた。生涯頑張る」と感想を語りました。

横浜で穀田氏

写真

(写真)参院選・統一地方選の党躍進を訴える穀田氏=26日、横浜市鶴見区

 来年の参院選・統一地方選で日本共産党の躍進を勝ち取ろうと党横浜北東地区委員会と後援会は26日、穀田恵二衆院議員・国対委員長を迎えて横浜市鶴見区で演説会を開きました。

 穀田氏は、安倍政権で進む公文書の隠ぺい・改ざん、シビリアンコントロール(文民統制)の崩壊を厳しく批判し「民主主義の土台が掘り崩され、統治機構がおかしくなっている。状況打開に向けた共同の時期だ」と述べました。

 穀田氏は、市民の後押しによる2015年9月の共産党の野党連合政府の呼びかけ後、手探りの中、現在は▽原発ゼロ基本法案を共同で提出▽予算組み替え動議を15年ぶりに共同で提出▽野党合同の院内集会を7回も開催―などの前進面があると語りました。「一つひとつ勝ち取ってきたものだ」として、共同のために骨を折ってきた共産党が大きくなることこそが政治を変える力だと訴えました。

 参院選に向け、しいば寿幸比例予定候補は「国会で南関東の空からオスプレイを無くす仕事をさせてほしい」と訴え、あさか由香神奈川選挙区予定候補は「政治に信頼を取り戻す」と抱負を語りました。木佐木ただまさ神奈川県議、古谷やすひこ横浜市議が統一地方選への決意を表明しました。

滋賀で笠井氏

写真

(写真) 声援に応える笠井氏(右から2人目)ら=26日、大津市

 日本共産党滋賀県委員会は26日、笠井亮党政策委員長・衆院議員を迎え、来年の参院選と統一地方選での党躍進、6月の知事選と県議補選、中間選挙勝利をめざす演説会を大津市で開きました。

 笠井氏は、前日に衆院厚生労働委員会で「働かせ方大改悪」法案を強行可決した自民、公明、維新の暴挙を厳しく批判。「モリカケ疑惑で真相究明に背を向ける。ひどい政治を進める安倍政治は、みんなの力で終わりにしようではありませんか」と力を込めました。安倍政治を終わらせるためには市民と野党の共闘、日本共産党の躍進がカギだと述べ、知事選では自民党にすり寄る現職ではなく、安倍悪政から県民を守る知事誕生を訴えました。

 佐藤こうへい参院滋賀選挙区予定候補、近藤まなぶ知事予定候補、きのせ明子県議補選予定候補が決意を表明。子育て中のお母さん=近江八幡市=が「政治の重要な位置をけん引していただきたい」と共産党への期待を語りました。


pageup