しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年5月25日(金)

「献身頼み もう限界」

医療従事者 診療報酬改善求める

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(写真)医療従事者の署名と要望書を受け取る岩渕友参院議員=24日、東京都千代田区

 全国保険医団体連合会は24日、国会内で集会を開き、診療報酬の改善と医療費の患者負担軽減などを求めました。150人の医療従事者が参加し、国会議員らに署名と要請書を手渡すなどしました。

 集会で森元主税副会長は、2018年度の診療報酬改定について、再診料・入院基本料などが据え置きにされ、医療経営に困難をきたすものだと批判。「医療従事者の献身に頼るには限度を超えている」という現場の声を報告しました。

 参加者からは「毎年収入が減っていく」「職員の退職金や給与を削らざるをえない」などと切実な実態を訴える声が上がりました。

 日本共産党の武田良介、岩渕友、倉林明子、山添拓の各参院議員が参加。立憲民主党、国民民主党の議員も参加しました。

 武田氏が「福祉や医療の削減は、くらし・命を壊すもので、安倍政権の姿勢を象徴している。そういう人たちに政治を語る資格はない」とあいさつしました。


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