2018年5月19日(土)
新潟知事選 共闘の力示そう
思いつなぎ 女性知事誕生へ
市民団体を結成
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新潟県知事選(24日告示、6月10日投票)で、「市民と野党の共闘」の力を発揮させ女性知事を誕生させようと、「市民の思いをつなぐ会」の発足会合が17日夜、新潟市内で開かれ、幅広い立場の市民が集いました。立候補表明した池田ちかこ氏(57)も駆け付け、決意表明しました。
池田氏は「市民と野党の共闘の枠組みを無くしてはいけない。新潟は全国の希望の星」と、立候補に至った理由について説明。県が進めている原発事故の三つの検証についても「きちんと成し遂げたい」と述べました。「立候補表明後、多くの方から『ありがとう』の言葉をいただきました。みなさんの期待に応えられるようにがんばりたい」と語ると、大きな拍手が起こりました。
池田氏を支援する政治団体「市民の思いをつなぎ、もっと女性が輝くにいがたを創る会」の横山由美子代表があいさつ。原子力規制委が柏崎刈羽原発6、7号機に新規制基準「適合」との判断を出した中で、候補者が決まらなかったら再稼働は目に見えていたとし、「あとは、前に進むだけ」と呼びかけました。
会合では、市民目線で知事選の真の争点を明らかにし、下から選挙を盛り上げようと、SNSのフル活用や、スタンディングに旺盛に取り組むことなどを議論しました。