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2018年5月8日(火)

青年は安倍改憲否定的

渋谷で111人にアンケート

若者憲法集会

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(写真)憲法についてのアンケートに応じる若者=3日、東京都渋谷区(若者憲法集会実行委員会提供)

 全労連青年部や日本民主青年同盟(民青)、日本平和委員会などでつくる「若者憲法集会実行委員会」が東京・渋谷駅前で行った「若者100人アンケート調査」(3日)で、安倍首相による9条改憲に約半数が反対だと答えました。

 アンケートの対象は、10代~30代までの若者で、111人から集めました。内訳は、10代が83人、20代が26人、30代が2人。回答者の平均年齢は18・6歳です。

 現在の憲法について尋ねると、「変えるべき」「どちらかといえば変えるべき」が24人(21・6%)、「変えるべきでない」「どちらかといえば変えるべきでない」が44人(39・6%)、「わからない」が42人(37・8%)、1人が無回答でした。

 安倍政権による9条改憲について尋ねると、「支持する」が14人(12・6%)、「支持しない」が51人(45・9%)、「わからない」が44人(39・6%)、1人が無回答でした。

 アンケート結果について同実行委員会は、いまの憲法を「変えるべき」「変えるべきでない」と答えた両方が、その理由として9条に言及していたとのべ、「改憲について、多くの若者の焦点が9条であり、全体としては改憲の動きを否定的に見ています」と語っています。

 その上で、安倍政権による9条改憲の支持が「憲法を変えるべき」と答えた人と比べて減っていることにふれ、「憲法も民主主義のルールも踏みにじる、安倍政権への批判の表れだと考えます」とのべています。


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