しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

2018年4月3日(火)

福島・いわき 大規模風力発電計画

中止勧告を申し入れ 「友の会」が経産・環境両省に

岩渕・武田両氏が同席

写真

(写真)「遠野の環境を考える友の会」の申し入れに同席する岩渕(左から5人目)と武田(その右)両参院議員=3月30日、国会内

 福島県いわき市の「遠野の環境を考える友の会」(会長・佐藤吉行氏)は3月30日、経済産業、環境両省に対し、同市遠野町で計画されている大規模な風力発電事業計画の中止を勧告するよう申し入れました。また林野庁に対し、事業予定地の水源かん養保安林指定を解除しないよう求めました。

 同町を含む地域では、大規模な「三大明神風力発電事業」と「遠野風力発電事業」の二つが計画されており、完成すれば1基当たり出力4200キロワット、高さ150メートルの発電用風車が35基以上乱立することになります。

 申し入れで同会は、計画用地の地質上、土砂災害が起こりやすく、飲料用への悪影響や低周波による健康被害などへの心配があることから、住民の9割近くが計画中止の署名に賛同しており、「住民の合意はまったく得られていない」「原発の『安全神話』と同じ構造だ」と事業中止の勧告を強く求めました。

 申し入れに対し経産省は、「事業者には関係法令順守義務がある。地元の理解は重要だ。みなさんの声を伝える」と述べました。林野庁は「保安林の解除にあたっては必ず利害関係者の意見を聞くことになっている」と説明しました。

 申し入れには、日本共産党の岩渕友、武田良介の両参院議員と吉田英策福島県議らが同席しました。


pageup