しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年4月2日(月)

安倍政治ノー 京都から

知事選ラストサンデー 福山勝利へ熱気

内田・岡野両氏ら応援

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(写真)声援にこたえる福山候補(右から2人目)と(左端から)内田、岡野の各氏、西郷氏(右端)=1日、京都市・三条河原町

 8日の投票が迫る京都府知事選で奮闘する「つなぐ京都」の福山和人候補=弁護士=を勝たせ「京都から『安倍政治』ノーの意思を示そう」と、支持政党の枠を超えた期待が広がっています。選挙戦最後の日曜日となった1日昼には、京都市の繁華街、三条河原町の街頭演説に、内田樹(たつる)・神戸女学院大学名誉教授、岡野八代・同志社大学教授が応援に駆け付けました。沿道には多くの聴衆が詰め掛け、声援や拍手が盛んに送られました。

 「つなぐ京都」呼びかけ人の西郷南海子さん、日本共産党の光永敦彦府議がともに訴えました。

 内田氏は、公文書改ざん問題について「政官の劣化が満天下にさらけ出された」と告発し「この時点で(候補者が)連立与党の推薦を受けることは安倍政権の5年間の政策を認め、評価するということだ」と批判。知事選は「安倍政権の支持率が急落する中で行われる最初の大きな地方選挙」と強調し、福山候補への一票は「この後の日本の形を変えるかもしれない。京都の有権者のみなさんの勇気と決断に日本のこれからはかかっている」と呼びかけました。

 岡野氏は、教育にお金をかけず自己責任にする政府を批判。政治は暮らしの不満や不安を解消するために存在すると強調し「いまの政治はその原点を忘れ去り、数の横暴を働いている。知事選で私たち自身の政治を取り戻そう」と述べました。

 福山候補は、中卒までの医療費無料化、中学校給食の実施支援・無償化などの公約は府予算の1%足らずで実現可能とし「全力で京都からまっとうな政治をつくっていきたい」と力を込めました。


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