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日本共産党

2018年3月31日(土)

3000万署名成功させよう

九条の会アピール 改憲発議許さぬ世論へ

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(写真)九条の会記者会見=30日、東京都千代田区

 「九条の会」は30日、都内で記者会見を開き、「安倍9条改憲NO! 3000万署名達成へ」とするアピールを発表しました。自民党が9条改憲の条文案について基本方向を打ち出した重大局面で、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が提起する3000万人署名運動を大きく成功させるためのものです。

 アピールは、自民党9条改憲案で「保持」を認めるのは「戦争法(安保法制)で海外での武力行使に乗り出した自衛隊だ」と指摘。さらに「わざわざ『自衛のための』措置という文言を挿入することで、戦争法ですら認めなかった集団的自衛権の全面的な行使にまで道を拓(ひら)こうとしています」と批判しています。

 安倍政権が、森友文書の改ざん問題をはじめ数々の悪政で追い詰められ、改憲スケジュールの大幅後退を余儀なくされる中でも、「安倍政権が続く限り改憲の動きは止みません」と警告。「3000万署名を必ず達成し、9条改憲の発議を許さない大きな世論を作り上げること」を呼びかけています。

 記者会見には、呼びかけ人で作家の澤地久枝、世話人の浅倉むつ子(早稲田大学教授)、池内了(名古屋大学名誉教授)、池田香代子(ドイツ文学翻訳家)、伊藤千尋(元朝日新聞記者)、清水雅彦(日本体育大学教授)、山内敏弘(一橋大学名誉教授)の各氏が出席しました。


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